探偵はどのような機材を使って、どのように撮影をするのか？その2

その1から続く

6.対象者と女性がラブホテルへの出入・経過映像

浮気調査ならば一番重要なポイントとなり、不貞行為の証明になる為、必ず必要に なります。

ホテルへの入りと出の映像になります。

対象者と女性がホテル街方向へ歩いて行っている場合は

いつ、どのホテルに入ってもいいように探偵は動画を取りっぱなし状態にします。

対象者との距離を普段よりは近く取って、ホテルの入り口付近に来たら立ち止まって撮影に集中します。

あまりアップにしすぎないようにホテルの看板などが入るようなアングルを考えながら撮影。

対象者らがホテルに入る瞬間を撮影出来たら

ホテルの構造にもよりますが一緒に調査員も中に入って、対象者らがホテル内で部屋を選んでいる姿を後ろから撮影します。

このようなシーンでは対象者らが後ろを振り返ることはまずありません。

人と顔を合わせたくないと考えていますから、振り返ったりすることはありません。

このようなシーンを撮影することで、かなり効果的な写真となります。

ホテルに入るところが撮影出来たら、入ったところを同じような角度からもっと引いた写真を撮影します。

対象者らが入ったところはこのラブホテルのこの部分から入ったということが割りやすいように撮影します。

そのようにすることで調査報告書が依頼者が見ても非常にわかりやすくなります。

ホテルの入り口付近だけでは、ラブホテルの雰囲気がつかみにくい写真になってしまいます。

又、滞在時間が長くなった場合は、30分～1時間おきに経過映像を撮り、調査員はその間ずっと張り込みによる調査を継続していることを証明します。

経過映像は、調査員がその場所に居た証明と、対象者と第2対象者も「その場所に居た」証明になります。

次は、対象者らがラブホテルから出るところを撮影します。

浮気調査の場合、ラブホテルに何時間滞在したのかが非常に重要となります。

一般的には、滞在時間が2時間を超えると、不貞行為があったと判断されることになります。

その間に撮影の準備を念入りに行います。

ポイント

・出入口は何か所あるのか

・歩いてきたところから出るとは限りません。

周辺の立地も確認し、最寄り駅はどこななるのか、徒歩圏ではいくつのルートが可能なのかなどを調べます。

・長い時間撮影をする必要があるかもしれませんので、車両を用意することも検討します。

立っての張り込みによる撮影でしたら、かなり難しい撮影になってしまいます。

・ビデオカメラを複数用意し、対象者らの顔をUP気味に撮影

もう一つはちょっと引き気味に撮影し、ホテルから出てきているのが分かるように撮影します。

・バッテリーが無くならないように十分に準備します。

車両の中から撮影をする場合、ガラスにピントがあってしまったり

雨の日には雨粒にピントがあったりしますので注意が必要です。

頻繁に撮影がちゃんとできているのかを確認しながら進めます。

最初にセッティングして安心しないように注意しましょう。

数時間になることもありますので、絶対に効果的に撮影するようにします。

7. 調査終了時の映像

調査終了映像とは、「この日・この時間・この場所」で、調査を終了した事がわ かる映像の事です。

開始映像と同じように撮ると良いでしょう。

※ 行動調査に於いて、調査開始映像と調査終了映像は、絶対に撮らなければいけ ません。

行動調査の調査料金は調査時間によって変わってきますし、開始・終了 映像が、調査時間の証明となるからです。

基本的に、浮気調査のような行動を調査する場合、時間での料金設定となっていますので、開始と終了の撮影を必ず必要となります。

自宅の場合、建物の外観、表札、住居表示があればそれを撮影

マンションの場合も同様に撮影をします。

会社やホテルなどの場合も同様です。

以上が調査時に撮影する個所となります。

■ 探偵のビデオカメラの構え方・注意点

探偵が調査中にビデオカメラで撮影を行う場合

普通にビデオカメラに手を通して、モニターを見ながら撮影はしません。

普通の撮影方法だと、撮影(調査)が対 象者にばれる、不審がられてしまう可能性があります。

普段皆さんが外出時などで、ビデオカメラを持ち 歩いている人がいたら、目につきますよね。

その人が、ビデオカメラを顔の前で構えていたら、何かを撮っているんだろうと思うはずです。

そして、何を撮っているのかを確認する為に、カメラの向いている方向を見るはずです。

撮影(調査)が発覚する場合、直接的に対象者にばれる時と、間接的に対象者にばれる時があります。

もし貴方の知人が、見ず知らずの誰かにビデをカメラで撮られているのを見たら、どうしますか?

撮影者に声をかけるか、後で知人に事を話すかのどちらかでしょう。なので、周りにもわからない様に撮影しなければならないのです。

ではどの様にカメラを構え、撮影する良いのか？

撮影者が顔の前でビデオを構えるから、対象者や日と目に付き、ばれる可能性が 高くなるわけで、腰の辺りで構えることにより、

人目に付きにくくなり、ばれる可 能性が低くなるのです。

最近のカメラは小型なので、カメラの持ち方しだいでは手に隠れますし、

鞄や洋服等でビデオカメラを隠しても良いでしょうし、物を加工し、カメラ専用鞄を作ることで、難しい撮影も可能になります。

ショルダーバッグを使ってカメラを隠しながら撮影してもいいでしょう。

バッグに穴をあけて撮影してもいいでしょうが、ビデオカメラの操作がしずらくなるためあまりお勧めはできません。

腰の位置に固定し、できるだけブレないように

また、体からカメラを話してしまうと目立ってしまうため、体から離さないように注意します。

安定もしますし、カモフラージュされます。

カメラと同色の服を着るのも効果的でしょう。

なれないとモニターを見たいがためカメラを顔の近くに持っていきがちになります。

モニターはあくまでも感覚的に見る程度で、

望遠でアップしたり引いたりしながら撮影を繰り返しす。

注 ) 観光地・遊楽地・人が集まる場所等、カメラ利用者が多い場所では、普通に顔の前で構えた方が自然です。

探偵は調査に於いて、ビデオカメラが持ち込み可能な場所ならば、どんな所でも撮影をします。

ただしこれは、ある程度撮影(調査)が出来る様になった者に関してです。

ガル探偵学校の生徒さんも最初の内はおっかなびっくり撮影していますが

何度か経験をすることで、思い切った撮影ができるようになります。

周囲の人が気になって全く撮影ができない。

レンズに指がかかってほとんど写っていない。

無駄な撮影ばかりで、対象者がほとんど写っていない。

ブレブレで動画を見ると酔ってしまう。

撮影が斜めに撮影されている。

などうまく撮影ができませんが、何度も訓練することで効果的な撮影ができるようになってきます。

1. 大型商業施設等での撮影

お客商売をしている場所(デパート、量販店等)の多くは「店内撮影禁止」になっていますし、

一般客・店員・施設警備員・万引きGメン等、色々な人がいます。

この様な場所で、撮影している姿を誰かに見られたら、

騒ぎになってしまう場合が あります。

特に、店員・警備員・万引きGメン等の関係者に見られると、確実に声をかけられると思ってください。

最悪の場合事務所に連れて行かれ、取調べを受けることがあります。

お店によっては、警備員・万引きGメン等が、怪しい人物が居ると尾行(マーク)するところもあるくらいです。

対象者を尾行している貴方が、 警備員・万引きGメン等に尾行(マーク)されるのです。

こうなっては、二度と撮 影することは出来ません。

(撮影をしていて一度注意されたらカメラを閉まって尾行だけにしましょう)

対象者も物色しながら行ったり来たり

それに合わせて探偵調査員も尾行を継続することになります。

失尾するリスクもありますので

あまり必要のないような場合は無理に撮影をせず、周囲に警戒されないことを注意し尾行に集中することも大切です。

2. 階段・エスカレーターでの撮影

昇りの階段・エスカレーターでの撮影も注意が必要です。

階段やエスカレーター の下から上にカメラを向けたり、出す行為は避けたほうが良いでしょう。

盗撮と勘違いされて捕まってしまう可能性があります。

あまり重要な撮影とも思えませんので、あまり無理はしないようにしましょう。

対象者が何階に移動したかが分かるようには撮影しましょう。

3.電車内での撮影

上記と同じ様に、盗撮と勘違いされる可能性があります。

電車内でカメラを出し たり、操作する行為は避けるべきです。

よくテレビ・新聞等で「痴漢が捕まる」ニ ュースを耳にします。

ただ、捕まった人の中には「冤罪」もあります。皆さんが今 電車に乗っていると思ってください。

近くの若い女性が「キャー!この人痴漢で す!」と叫び、男性の手をつかんでいます。

その様子を見て、皆さんはどう思いま すか?殆どの方は、男性が痴漢をした!と思うはずです。

正義感の強い方なら、男 性を取り押さえるかも知れません。皆さんが電車内で撮影をしようと対象者に向け カメラを構えたとします。

たまたま、対象者と自分の間に、若いミニスカート姿の女性が居り、

その女性がカメラに気づき「キャー!この人盗撮してます!」と叫ん だらどうなるでしょう・・・・・。

上記全てに言える事は、騒ぎになったり誤解される事により、その場に拘束され、 調査が中断若しくは、調査続行が不可能になる危険性があることです。

警察官や交番付近でも同様に、注意が必要です。

探偵で調査中ですと言ってもすぐには開放してくれないかもしれません。

不審者に思われ職務質問された りすると、調査どころではなくなります。

とにかく撮影時は、細心の注意をはらい ましょう。

但し、あまり人が乗っていないような場合、

対象者を撮影するチャンスの時もあります。

今時、ほとんどの人がスマートフォンを操作して、周りは全く注意していません。

スマートフォンを除いている人がほとんどですので、探偵調査員もスマートフォンを使用し撮影をすると

効果的な撮影をするチャンスとも考えられますので、状況によって判断しましょう。

＞カメラ操作の注意点

ビデオカメラには、ズーム(望遠)機能が付いています。

とても便利な機能です が、注意しなければいけない事もあります。

ズーム機能を最大限利用時の対象者撮 影は、それだけ離れているので失尾する可能性が出て来ます。

又、ズームをすれば するほどぶれが激しくなり、対象者撮影は困難になります。

ビデオカメラの日時は、正確に合わせておきましょう。日付や時間がずれている 映像は、使い物になりませんので。

最近のビデオカメラにはGPS機能がついているものがほとんどで、時間も自動で更新され日時がずれる心配はありません。

GPS機能がないビデオカメラの場合、注意しましょう。

雨天時の撮影も注意が必要です。まずカメラを濡らさないこと。精密機器なので壊れてしまいます。

レンズに水滴が付着していると、ピントが合わなくなります。 雨天の調査時は、乾いたタオルやハンカチを持ち歩くと良いでしょう。

雨天時、車 内から社外を撮影する際、ガラスに水滴が付着していると、水滴にピント合ってしまい、対象者がぼける時があるので注意しましょう。

オート設定で撮影することが多いと思いますが、ピントは手前のものに合うようになっていますので

撮影をしたいものの手前に障害物がある場合は注意しましょう。

撮影はとにかく練習です。いかに練習したかで撮影(映像)の差が出ます。

最初 は無駄でも良いので、撮りまくりましょう。なれてくると液晶パネルを見ずに、撮れる様になります。

あとは、勇気を持つことです。「誰かに見られているかもしれ ない!」とか「対象者が振り返るかも!」の様に、怖がっていては一生撮影は出来 ません。

少しだけ、弊社の紹介をさせてください。

ガルエージェンシーは探偵業界で最大の組織です。
全国、北海道から沖縄まで100を超える拠点があり
大阪に私の事務所は、梅田キタ、新大阪、心斎橋にあります。
私はガル探偵学校 大阪校の校長も兼務しておりますので、
調査には大変自信を持っております。必ず、感動する調査結果を提供します。

女性の相談員もいますので、女性の方も安心してご相談ください。
ご相談は無料ですので、お電話、メール、LINE等からご連絡ください。
もちろん事務所へお越しいただき、直接お話をお聞きすることも可能です。
お困りなことがありましたら、お気軽にご相談ください。

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