探偵ブログ2022.05.25

【クロステイル~探偵教室~】#7 第7限 探偵 VS. 探偵 現実的には「あるある?」現役の探偵学校校長が解説します。

【クロステイル~探偵教室~】#7 第7限 探偵 VS. 探偵 現実的には「あるある?」現役の探偵学校校長が解説します。

現役の探偵学校校長がドラマを見て「あるある」「ないない」を解説します。

私は

総合探偵社ガルエージェンシー新大阪・梅田キタ・大阪中央を経営
ガル探偵学校 大阪校の校長 を兼務しております。

ガルエージェンシーは全国に100を超える拠点があり、探偵業界最大でガル探偵学校も経営
探偵調査員の育成を目的としており、これまでに8,000名を超える卒業生がいます。

それでは解説をしていきます。

第6話 探偵 VS. 探偵

<ドラマの概要>

(引用)
純子(篠田麻里子)が社長室で見つけた古い集合写真。そこに理子(檀れい)と一緒に父親・迅平(板尾創路)が写っている理由を聞くため、
匡(鈴鹿央士)は社長室へ。理子と話すなか、匡は写真に迅平を追っていた謎の男(松村雄基)を見つけて驚く。
理子いわく、謎の男は東堂克己と言い、3人は昔同じ探偵社で働くも、探偵業についての考え方の違いからぶつかり合っていたという。
「飛田迅平は……最低の探偵だった。」
現在ジョーカー探偵社で働く沢木(高木勝也)によると、20年前、小泉文乃(智順)という依頼者が自分の恩人・小田切達也(石田卓也)を探して欲しいと探偵社に来た。
だが、実際には小田切は文乃の恩人ではなく、未来を潰した人物だった。
それでも依頼者のためなら何でもする迅平は、文乃に小田切のことが書かれた報告書を渡してしまう。その結果、悲劇が起こり、信用を失った迅平は業界を去ったという。
 「そして今また、同じことが起こり始めている」
探偵という職業そのものの信頼を揺るがす報復事件の頻発に、迅平の関与はあるのか…。
 一方、自宅に戻ると母(山口香緖里)は迅平の新作を読書中。「失踪中に本出すなんて凄いわねぇ、さすがパパ」と呑気な母の態度に、またしても眠れなくなる匡。
そして迎えた卒業試験前の最後の実習。講師は沢木で、課題はプロの探偵のサポートとして不倫調査を手伝うこと。
依頼者は高濱百合子(佐藤康恵)で、夫でIT会社社長の勝広(永倉大輔)と離婚を希望しており、多額の慰謝料が約束されるよう確実な不倫の証拠をつかむのが課題クリアの条件だ。
早速、匡は朋香(堀田真由)たちと協力して高濱を尾行するが、なかなか上手く行かない上に、何故か東堂が現れて…。
東堂の目的は何なのか?高濱の不倫の相手とは?果たして、匡たちは最後の課題をクリアできるのか!?
そして、東堂から匡に送られてきたメール『本当の敵はすぐ近くにいる』とは…その正体が最後に明かされる!
(引用)

<あるある・ないない>

□ 恩師を探してほしいとの相談に違和感⇒違和感を感じたままの相談に調査、報告⇒無し無し

人を探してほしいとの相談は、探偵へ一番多い相談です。

色々な理由で相談があります。

・子供の家出

・お金を貸したが連絡がつかなくなった

・初恋の人を探してほしい

・実の親を探してほしい

・離婚して妻が親権を持つ、子供に会いたい、どのような生活をしているのか

人それぞれ様々です。

しかし、相談中に違和感を感じることも多くあります。

探偵は相談者の話を鵜吞みにせず話を聞くことが大切です。

人を探す調査というのはちょっと間違うと犯罪へ加担してしまう可能性があるからです。

例えば、

・DVで妻と子供が夫から逃げる

・ストーカー行為から逃げる

・相談者から逃げたいために居場所を伝えない

事実は調べてみないと分かりませんが、これまでの経験を踏まえて

相談者の話に、違和感を感じないか?

不審に感じる点は無いか?

そのような場合、調査を進める際にも細心の注意を払いながら調査を進めます。

もし依頼者の話と違って違法な行為になってしまう可能性がある場合は当然、調査を中止、終了します。

違和感を感じたまま、調査内容を依頼者であってもそのまま伝えることはありません。

しかしお金の為だったら何でもしますという探偵もいまだに存在するのも事実です。

違法な行為を平気で請負、犯罪に加担してしまう。

あきらかに違法とは判断できなかったとしても、違和感を感じるようであれば、

なぜ?違和感を感じるのかはっきりさせるべきでしょう。

また、絶対にやってはいけないことは、対象者の了解を取らないまま依頼者に伝えることです。

我々探偵もなんでも調査を引き受けるわけではありません。

利害寒け者であれば別ですが

連絡を取りたいから、心配だからと言って誰でも調べて

住居が分かったら依頼者に伝える、そんなことはしません。

対象者に連絡を取りたいと言っている人がいる、その人に○○を伝えてもいいか?

了解と取ったうえで初めて伝えることが出来るのです。

了解もなく、住所を伝えることはしません。

□ 報復事件に探偵が絡む⇒無し無し

被害者が加害者の身辺を調べて、報復をする。

それに対して、探偵が関わって被害者に情報を漏洩する。

被害者にしてみたら加害者に対する報復を考えることは、心情的には理解できます。

加害者のせいで身体の被害や将来に多大な損害を与えた。

その報復をしたいと考えても、現在の日本では加害者側の情報が提供されるわけではありません。

民事裁判をしようとした場合、氏名、住所などが分からないと訴えいこともできません。

警察に相談して状況に応じて対応もしてくれるでしょうが、個人情報ですので簡単には教えてくれないでしょう。

それであれば探偵に調査を依頼する、そう考える人もいるでしょう。

その場合でも違法と考えられる場合は、探偵も調査をすることはできません。

しかし色々なご協力は可能でしょう、一度ご相談ください。

法的な部分では弁護士の照会も可能でしょう。

警察への相談も手助けはできると考えます。

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まずは、お気軽にラインで相談(無料)も可能です

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□ 探偵学校の生徒に「プロの探偵の調査を手伝ってもらいます!」⇒無し

数日、探偵学校で授業を受けたからと言って、本番の探偵の調査に生徒を手伝わせることは当然ありません。

どんなに忙しく、調査員が不足していてもそんなことは絶対にしません。

ありえませんから!!

調査がうまくいかなかったら、退学!

もちろんこんなこともあり得ません。

依頼者にその旨了解も取っていないでしょう。

そんな状況で、探偵学校の生徒を本番の調査に参加させる、

プロの探偵の後方で見学位であれば、どのようなものなのか知ってもらうことはケースによってはあるでしょう。

しかし失敗するかもしれないような調査に参加させることなど到底あり得ません。

□ 対象者のポケットにGPS⇒無し無し

探偵の調査にGPSを使用する場合もあります。

しかし違法な行為になる場合は当然使用することはありません。

最高裁が令状なしのGPS捜査は違法と判決しています。

その為、調査の対象者本人に探偵がGPSをしのばせることは絶対にありません。

妻が夫の行動に対して不審がってGPSを設置しました。

それで浮気を確信しましたという話をよく聞くようになりました。

インターネットGPSと検索すると、レンタルや購入できるサイトが色々とヒットします。

そこでレンタルを使用して、ご主人を監視しようと考えてカバンや車に設置しようと考える。

しかし夫婦間であってもそれは違法な行為になってしまいます。

プライバシーの侵害ですね。

まぁそれで妻を実際に訴える人はいないでしょうが、違法な行為であることは変わりません。

お気持ちは分かりますが違法な行為をお勧めすることはできません。

ドラマのように探偵が対象者本人のカバンや洋服にしのばせることもありません。

また名探偵コナンに出てくるような小さなGPSも今の時代存在しません。

このドラマで使用されていたも位であればありえます。

しかしそれなりに大きさもあり、気が付かれてしまいがちでしょうね。

□ 尾行をまくスキルがある⇒ありあり?

調査の対象者が警戒していることも多くあります。

中には尾行されているのを感じて

・電車から突然飛び降りる、そこには対象者と探偵のみしかいない

・何度も右折、左折を繰り返す

・曲がったところで立ち止まって後ろをついてくる人物を確認する

理由としては

浮気調査であれば、妻が何度もご主人に対して

「浮気しているでしょう」

「これは何!?」

「探偵に調査依頼する」

など普段からご主人が警戒をしてしまうような発言を繰り返す。

ご主人にしてみたら探偵が尾行しているのではないか?

そう思ってもおかしくはありませんね。

そんな状況でしたら、何度も後ろを振り返ったり、急にUターンを繰り返したりして

不審な人物がいたら振り切ろうと考えるでしょう。

但し、探偵を振り切るだけのスキルがあるか?

探偵も色々なケースを想定して対象者に不審がられないように調査を進めます。

複数の探偵で入れ替わりながら尾行や張り込みを繰り返す。

対象者の行動を読んで先回りしたり

下手な探偵でしたら無理でしょうが、プロの探偵でしたらどのように対処しても

振り切るのは無理でしょうね。

少なくともガルエージェンシーの探偵でしたら、ちょっとやそっとでは振り切ることはできないでしょう。

□ 探偵 対 探偵⇒ありあり

対象者を調査中に周囲に別な会社の探偵と鉢合わせになることもあります。

対象者がかぶったり

夫を探偵が調査

妻側を別な探偵が調査

夫の浮気相手を調査

このようなケースは当然あります

夫婦間がうまくいっていない場合、お互いが不倫をしていることは良くあることです。

現実逃避でしょうか

夫や妻に不満が積もり配偶者以外に愛情を求める

離婚も視野に探偵に調査を依頼する

その為、夫婦を別々に探偵が調査をすることになります。

別々な探偵にそれぞれが依頼をすることもあるでしょうし

過去にはガルエージェンシーへ夫婦それぞれが依頼に来られたこともあります。

その場合、別々な部署で調査を行ったり

支店を変えて調査をすることになります。

当然、調査中に現場で鉢合わせすることもあります。

しかし、すでに夫婦仲は離婚まじかの状態ですので、一緒に外出したり

外食することもありませんので、探偵同士が鉢合わせすることはありません。

夫の調査をしている探偵と

夫の浮気相手の女性を対象者として調査をしてる探偵が

鉢合わせすることは当然あるでしょう。

浮気相手の女性が既婚者でダブル不倫

その夫が探偵に依頼をした場合は、よくありがちですね。

但し当然、探偵には守秘義務があるため対象者の情報や依頼者に関する情報を漏洩することはありません。

探偵対探偵が、対決することはもちろんありません。

□ クロステイル

探偵はリスクを犯しても相手のふところに無いりこむ⇒クロステイル

クロステイルという言葉は、あくまでも尾行調査の1種ですので、クロステイルの使い方としてはちょっと変。

探偵が対象者に近い位置で尾行調査をすることですので、相手に近づいて調査をすることでは、意味は似ていますね。

探偵は普通は対象者にある一定の距離を置いて調査をしますが、

対象者に直接、接触することで情報を得ることもあります。

当然、リスクもありますが対象者から情報を直接得ることが近道の場合もあるでしょう。

潜入調査の場合は、良くあります。

男性の探偵、女性の探偵など色々なセッティングで潜入調査を行います。

□ ラブホテル内での撮影に無線のカメラを設置⇒無し無し

探偵の浮気調査で、対象者と浮気相手がラブホテルに入る、出る瞬間を撮影することは重要なシーンです。

この瞬間を絶対にミスしないように撮影することで、浮気(不貞行為)の証拠となるからです。

ケースによってはラブホテル内で対象者らが部屋を選んでいる様子を後ろから撮影することは良くあります。

しかし、ホテル内に入って無線のカメラを設置する行為は明らかに違法行為となります。

探偵ができる撮影は、あくまでもホテル内への出入りの撮影までです。

ラブホテルに一緒に入ることはよくあることですが、

その際に、ラブホテル内に複数のカメラを設置してその様子を監視することは

あきらかに違法な行為となりますので絶対にそのような調査、撮影をすることはあり得ません。

□ 浮気は思い込みだった⇒あるある

例えば、奥様から夫の浮気調査について相談がある。

その際、なぜ?夫の浮気を疑うようになったのかをお聞きします。

その理由は様々で

・スマートフォンを自宅で肌身離さず持ち歩く

・LINEでの特定の女性とのやり取りを見た、出張と言っていたが二人で旅行に行っていた。

・二人で仲良く写っている写真を見た

・覚えのない地域で、明らかに二人分のレシート

・ラブホテルのメンバーズカードが複数枚出てきた

・土日は仕事は休みなのに、仕事と言って出ていくことが多くなった

・残業が増えたと言って帰りが遅くなる

など、様々です。

しかし

・女の勘です!さも自信をもっておっしゃられる方もいます。

もちろん勘も全く理由にならないとは言いませんが、

この場合は、なぜそう思うようになったのかを詳細にお聞きすることになります。

思い込みでは無いのか?

但し、このような場合、実際のところは調べてみないと判断しにくいケースが多いですね。

数日間調査をしても特定の女性と接触することが無いこともあります。

その場合、なぜ?そう感じたのか。事実はなぜそのように感じたのか、その裏を取ることになります。

そうしなければ、奥様の疑いが晴れませんので、納得いく調査の結果を提供させていただきます。

□ 探偵×探偵⇒情報交換 ⇒無し無し

探偵が調査中に他社の探偵と出くわすことは良くあることです。

浮気調査であれば、夫婦であったり、浮気相手の夫婦が関わることになりますので、ダブル不倫の関係であれば

それぞれの立場の人が探偵に調査を依頼することは良くあります。

・自分が探偵に調べられているのではないか、調べてほしい

・妻が探偵に依頼をして調査をしていないか調べてほしい

・姉の夫が浮気をしているらしいと相談があったがはっきりしない、煮え切らないため家族が調査依頼

色々なケースがあります。

また、浮気調査にかかわらず探偵には色々な調査の依頼があります。

・不審に感じる人物、会社

・詐欺被害にあう

・投資話でだまされる

・マッチングアプリで知り合ったが騙された

このような場合、複数の人が被害にあっている可能性もあります。

その為、それぞれの関係者が別々に調査を依頼していることもあります。

もちろん探偵には守秘義務がありますので、浮気調査の場合対象者や依頼者の情報を提供することはありません。

但し、ケースによっては詐欺など被害者が複数いる場合、対象者に関する情報の交換はケースに応じてあるでしょう。

依頼者がマイナスになるような情報を提供することは絶対にありませんのでご安心ください。

□ 依頼者にとって一番いい結果を提供⇒?

依頼者にとって調査結果が必ずしも望んでいたものではないこともあります。

浮気を疑っていたが、浮気の懸念は一切なく仕事ばかりしていた。

そのようなケースももちろんあります。

それを良しとするのか?

依頼者が納得できる調査内容は必ず提供します。

調査はプロの探偵が完璧に行ったことが理解していただけることでしょう。

しかし、一番いい結果と判断していただけるかはご依頼者様のご判断でしょう。

結果に応じて色々なアドバイスをさせていただきます。

慰謝料が取れたからそれで良しとドラマでは締めくくりましたが、それでよかったのでしょうか?

依頼者にとって一番いい結果とはとても思えませんでしたが・・・

□ 仕事が浮気⇒感情的にはありなのでしょうか?

仕事に熱心すぎで、仕事ばかりしている。

妻を忘れて、仕事に浮気。立派な理由となる。

感情的には、妻をほったらかして仕事ばかりしていることも浮気?

そうかもしれませんね。

しかしこのドラマ、奥さん、離婚する必要あるの?

もう少し話し合いをしたら、やり直せるのではないでしょうか?

私だったらそのようにアドバイスをしたでしょうね。

ドラマの探偵は、勝ったような発言をしていましたが、本当に今回の奥さんは喜んだのでしょうか?

とてもそのようには思えませんでした。

□ 捏造写真で調査報告書の作成⇒無し無し

探偵が対象者にさも親し気にしているように接触して撮影する。

それがうたがわしい写真として、調査報告書に挿入して依頼者に提供する。

もちろんこんなことはありません。

探偵の調査報告書はあくまでも事実をそのままご報告します。

探偵が対象者に接触した姿を撮影するような3流の捏造などしません。

それが依頼者の利益につながるとはとても思えません。

あきらかにこれは犯罪行為でしょう。

別れさせ屋や復縁屋などの悪質な探偵もどきの会社がやりそうな行為ですね。

ですが、平気でこのような行為をやってしまう探偵会社もあると聞きます。

相談、依頼を考える場合、安心できる探偵会社なのかを良く見極めるよう注意ください。

少しだけ、弊社の紹介をさせてください。

ガルエージェンシーは探偵業界で最大の組織です。
全国、北海道から沖縄まで100を超える拠点があり
大阪に私の事務所は、梅田キタ、新大阪、心斎橋にあります。
私はガル探偵学校 大阪校の校長も兼務しておりますので、
調査には大変自信を持っております。必ず、感動する調査結果を提供します。

女性の相談員もいますので、女性の方も安心してご相談ください。
ご相談は無料ですので、お電話、メール、LINE等からご連絡ください。
もちろん事務所へお越しいただき、直接お話をお聞きすることも可能です。
お困りなことがありましたら、お気軽にご相談ください。

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探偵社ガルエージェンシー

■梅田キタ 大阪市北区芝田2-2-13 日生ビル東館3階
TEL / 06-6147-8866
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TEL / 06-4862-5770
■大阪中央(難波・心斎橋) 大阪市中央区心斎橋筋2-2-22 小大丸ビル5階
TEL / 06-6484-2460
■ガル探偵学校 大阪校 大阪市北区芝田2-2-13 日生ビル東館3階
TEL / 06-6147-7977


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