社長ブログ2019.11.01

探偵が行う行方調査・人探し調査・家出人調査とはどのようなものか?総合探偵社ガルエージェンシーが解説します。

探偵会社には様々な調査に関するお問い合わせをいただきますが、ガルエージェンシーでは最も多い問い合わせのひとつです。
現在人を捜す調査にはいくつかの呼び方が使われており、調査方法や条件など、難易度の変わってきます。
・人探し
・人捜し
・家出人探し
・所在調査
など、言われます。(本当は、捜すが正しいのですが、ネットで検索される単語は圧倒的に探すで検索されています)
そして、殆どの方が
「探偵であれば簡単に人を探すことはできるのだろう!?」
「警察が犯人を捜すように、スマートフォンをどこで使用したのか?同じように情報を取れるんだろう!それも簡単に!」
かなりの方が、そのような感覚で相談のお問い合わせをされる方が多いように感じます。
但し、現実は個人情報保護法が施行されてから、個人に関する情報を得ることは非常に難しくなってきているのが実情です。
その為、情報を得るために難航する調査が多くなってきており、その分調査に時間を要することが多くなってきています。

そのような現状ですが、探偵の調査の中でも非常に多い調査の一つです。
それでは実際に探偵は人を探す際にどのように調査を行っているのかをご説明いたします。

探偵が行う行方(ゆくえ)調査は、所在(しょざい)調査とも言われ、失踪した人を探す調査と、単に連絡が取れなくなった人を探す調査とに大別されます。

◎探偵が行う失踪者の行方調査とはどのようなものなのか?
                      
まず、失踪者には様々なケースががあり、探偵社へ相談件数の多い事例をあげると

①親子・家族関係の悪化から家出をする人、お子さん未成年者もいれば、成人された方もいます。
②借金苦、倒産等で故意に失踪する者。俗にいう夜逃げ状況、このタイプの相談、依頼が最も多くあります。
③職業、学業怠惰が引き金となり家出する人、仕事がうまくいかない会社に迷惑をかけてしまった。大学に行かなくなり生活が派手になる。親の言うことを聞かなくなる。

以上がトップ3で、その他に、病気、放浪癖、犯罪がらみ等があり、探偵社だけに見られる特有の調査もあります。
中にはもちろん、対象者が世間的には失踪しておらず、依頼者だけから逃れている、といった類いのものについては、行方調査と呼べるかどうかは異論の出るところかもしれませんね。

未成年の家出を除き、どんな事由にしても依頼者に共通して言える事は、探偵社に依頼する動機はただひとつ
「対象者がいないと困る」からです。困らなければ調査料をかけてまで探さないと断言できます。
・金を貸しているから返してもらわないと困る、何とか貸したお金を回収したい
・生活できないから困る、経済力が無く子供がいるから困る
・貸しているものを返してもらいたい
・離婚し籍を抜いてくれないと困る、等。
相談の際、依頼者によっては、その事に触れる人もいれば触れない人もいますが、失踪の事由は、そこに隠されている事が多いのです。
もう一つの大事なカギは「秘密」です。
対象者様がどのような秘密を持ち、どのような心情で失踪したのかを正確に把握し、状況を分析しながら進めていくのが真の行方調査です。
例えば、「突然失踪した。原因はわからない」という依頼者の言葉を鵜呑みにして、どうやって探せるでしょう。
隠された理由・・・それが何かを探し出すことが重要となります。
ご依頼者様には申し訳ないですが、連絡を絶った理由がご依頼者は分からないかもしれませんが、連絡を絶った人や家を出た人にはそのような行為をするだけの重大な理由があるのです。
・大きなけんかをした
・大きな失敗をしてしまった
大きなきっかけが原因の場合は、理由は明らかかもしれませんが、そのような場合ばかりではありません。

原因のない失踪はありえませんし、同期の種類によって捜索方法も変わってきますので、依頼者から相談を受けた際は、
依頼者からの情報を頼りに原因分析をしていくしっかりと事情を聴くように心掛けなければなりません。

突然、家を出る。
連絡を絶つ・・・
相談者様には原因が分からなくても、対象者には相当な理由がきっとあるはずです。
どちらかと言うと最初にお話をお聞きした際には、理由が分からない。
そう言われる人が多くいらっしゃいます。

例えば依頼者(妻)様が、対象者(夫)と2年間営みがないとしたら、愛人を作っての失踪という場合も考えられます。
対象者(妻)が依頼者(夫)様から逃れる原因に暴力行為があれば、両親や友人には連絡を取っているかも知れません。

このように、依頼者様からの情報によって調査するポイントが決まりますから、ご依頼者様から相談を受けるときが一番重要なのです。
依頼者様と数十分程度で話し終わるような場合は、受件しても見つからない事が多いでしょう。

または、イメージしていた調査結果にはならずに、思ったよりも難航する事が多くあります。
対象者の部屋を見る事ができるのであれば必ず訪問し、ごみ箱、本の間やダンボールの隅々まで調査をさせていただくことになります。
特に対象者が着ていた服のポケットを全部調べてみると、意外な手掛かりが見つかることもあります。
物的手掛かりはなくとも、対象者はどのような人物だったのか、生活ぶりはどうであったのかを、部屋を見ることでつかむ事ができます。
初動調査で大事な事は、会った事の無い対象者を、まるで「家族や友人」と思えるまで、様々な情報から「像」をイメージする事です。
それがイメージできるかが、大きなポイントとなります。

行方調査は、他の調査とは違い、あらゆる手段を用いて対象者を探す調査であり、探偵本来の醍醐味を味わえる、やりがいを実感できる調査のひとつと言えるかもしれません。

◎行方(所在)調査と探偵会社との関係

ガルエージェンシーには、日々、様々な人を捜して欲しいと、ご相談があります。

例えば

ケース1 相談者:男性
相談者:彼女と連絡が取れなくなった勤務先は分かるから、そこから自宅を調べることはできないか?携帯電話を無くしてしまって連絡が取れなくなって、困っているかもしれない?心配だ。
探偵:どのような仕事をされている方なのですか?
相談者:キャバクラです
探偵:そうですか、キャバクラで仕事をされている方なんですね
ご相談者様の話を具体的にお聞きした上で、お引き受けできる条件等の説明をさせていただくことになります。

ケース2 相談者:男性
相談者:仕事から帰ったら妻と子供がいない!事件に巻き込まれたのでは!?と不安。電話をしても出ない。
探偵:実家には連絡されましたか?反応はいかがでしたか?
相談者:妻の実家には来ていない様子。全く見当がつかない。
探偵:??
いくつかの典型的なパターンが考えられますが、まずはご相談者様のお話をお聞きした上で、調査方法などのご提案をさせていただきます。

ケース3 相談者:女性
相談者:彼氏と連絡が取れなくなった。電話にもラインも既読にならない
探偵:彼氏の情報としてはどのようなことが分かりますか?
相談者:下の名前、元勤務先、LINE位
探偵:お付き合いをされていたんですね?
相談者:そうです、お店でも会っていましたが、プライベートでも月に1~2回会っていました。
探偵:お店で働いているのですね?彼氏はどのような仕事をされているのですか?
相談者:はい、ホストをしています
探偵:そうなんですね。

探偵会社には日々様々な相談がありますが、全てに応じるわけではありません。
やはり、相手があることで、一方的にご相談者様の移行ばかりを優先にできない場合もあります。
人を捜すような調査の場合
基本的には、調査対象者に了解を得ることが前提となります。
ご依頼者様から、このような理由で調査を依頼を受けました。
ご依頼者様にお伝えしてもよろしいでしょうか?・・・・
必ずしも、結構ですと言われるとは限りません。

すべての行方調査や所在確認調査を、我々探偵社が受件して対象者を探しても良いのでしょうか?答えは、「NO!」です。
それでは、依頼者が全て事実を我々探偵社に伝えているでしょうか?この答えも「NO」です。
調査を進めて行くと、依頼者様と対象者の関係が見えてきます。
その上で、下記の調査だと判明した場合は、我々探偵社から調査を中断し、契約をキャンセルしなければいけません。

■ストーカー行為等の規制に関する法律第2条の「つきまとい等」目的、その他違法行為に利用すると判明した場合
■配偶者からの暴力の防止および被害者の保護に関する法律第1条第2項の被害者の所在の調査の目的その他違法である場合
■その他、公序良俗に反し各種法令に抵触する可能性がある場合。または、依頼者が探偵社に提供した調査依頼情報ならびに調査目的に虚偽があった場合

違法な行為につながる可能性がある場合は、もちろん調査を打ち切る必要があります。
速やかに調査を終了させていただくことになります。
調査の契約をさせていただく際もこの点についてご説明をさせていただきます。(重要事項の説明)

<行方調査のポイント>
お話をお聞きしながら、以下のような事項についてお聞きしていきます。もちろん、お話の内容によりお聞きする内容も変わってきます。
・誰と同行している可能性はあるのか?異性なのか?分かりませんか。     
・誰かと連絡している可能性はあるのか?親しい友人はいないか?                      
・誰かを誘わせた形跡は?誰かに事前に相談していないか?             
・会社(学校)でいなくなった人は?周りの人で連絡が取れなくなった人はいないか?          
・会社を辞めたい(違う仕事したい)と言っていたか?仕事のことで悩んでいた様子は無いか?
・どこに住むと思うか?土地勘のある所は無いか?
・配偶者・親(子)は心配しているか?家族、親戚などは連絡が取れないことについて親身に心配しているか?何となく違和感を感じたりしていないか?              
・失踪時から連絡がなくなった友人、同僚はいるか?
・事件に巻き込まれる原因はないか?周りに相談をしていなかったか?             
・失踪前、よく酒を飲んで帰ってこなかったか?最近の様子が以前に比べて変化はなかったか?     
・原因不明の出費が多くなかったか?小遣いを要求、お金に困っていなかったか?
・帰りが遅かったか?以前に比べて帰りが遅くなっていなかったか?
・持ち物で、隠しているのもがあったか?      
・異性からの電話がなかったか?不自然な電話やメールは無かったか?                  
・無言電話がなかったか?不自然な電話は無かったか?     
・おびえてなかったか?態度がそわそわしていなかったか?            
・道を歩くとき、よく振り返らなかったか?外出の際、周りを気にしていなかったか?          
・電話を切った後、急に機嫌が悪くなった事は?電話をしている際怒ったり、気性が激しくなったりしなかったか?
・仲間外れになっていたか?愚痴を言ったりしていなかったか?
・自殺者を哀れんでなかったか?自殺をほのめかすような発言は無かったか?        
・荷物をどこかに送った形跡はないか?荷物などをまとめていた様子は無いか?  
・失踪者から連絡のあった人は?周囲に連絡があった人はいないのか?
・失踪者が立ち寄るかもしれない場所は?趣味やこれまでよく利用していた先は無いか?     
・親や実家の墓の場所は?立ち寄ることが無いか?
・近親者の命日と法要(七回忌等)は?                   
・認知している子供の誕生日は?実のお子さん以外にお子さんはいなかったか?              
・必ず出席していた集まりは?趣味や勉強、サークルなどへは参加していなかったか? 
・習い事や興味のあったセミナーは?
・PTAの活動に熱心だったか?         
・金持ちの友人がいたか?友人に面倒を見てくれそうな友人はいないか?       
・化粧や衣服に変化はなかったか?最近、服装が派手になったりはしていなかったか?    
・夜の営みを拒んだ事はないか?夫婦生活に変化は無かったか?
・郵便局へよく行っていなかったか?郵便局は銀行などへ行く頻度が多くならなかったか?        
・不明な鍵を持っていなかったか?覚えの内容なカギを所持していなかったか?
・手帳をつけなくなったか?手帳をまめに付けるようにならなかったか?また過去の手帳はあるのか?

このような事項について話をしながら考えられる原因や調査方法を判断していきます。
チョットしたきっかけで、対象者につながる情報を得ることができる場合があります。                     

失踪者のタイプ別調査法

失踪者は、いくつかのケースに分別され、それぞれのケースに合った調査方法があります。調査員はできるだけ詳しく、失踪者の残した証拠を集め、調査に当たらなければいけません。

下記は日本国内の年間家出人であり、ここ数年、大幅な増減はありません。
(平成20年度 警察白書)

家出人の年次比較
表2 年齢別家出人数 (単位:人)
   区分
比較
総数 成人 少年
計 男 女 計 男 女 計 男 女
平成19年 88,489 55,611 32,878 68,290 46,394 21,896 20,199 9,217 10,982
平成18年 89,688 56,889 32,799 69,336 47.714 21,622 20,352 9,175 11,177
増減数 -1,199 -1,278 +79 -1,046 -1.32 +274 -153 +42 -195
増減率(%) -1.3% -2.2% 0.2% -1.5% -2.8% 1.3% -0.8% 0.5% -1.7

表2 年齢別家出人数 (単位:人)
   区分
比較 計 少年 成人
小計 0~9 10~14 15~19 小計 20~29 30~39 40~49 50~59 60~
平成19年 88,489 20,199 736 7,072 12,391 68,290 16,670 14,604 10,775 9,524 16,717
平成18年 89,688 20,352 794 6,878 12,680 69,336 17,009 15,560 11,157 9,704 15,906
増減数 -1,199 -153 -58 +194 -289 -1,046 -339 -956 -382 -180 -811
増減率(%) -1.3% -0.8% -7.3% 2.8% -2.3% -1.5% -2.0% -6.1% -3.4% -1.9% 5.1%

表3 原因・動機別家出人数 (単位:人)
   区分
比較 計 家庭関係 疾病関係 事業・職業関係 異性関係 学業関係 犯罪関係 その他 不詳
平成19年 88,489 18,543 13,131 10,764 3,298 2,180 493 26,832 13,248
平成18年 89,688 18,483 12,690 11,182 3,553 2,349 507 28,404 12,520
増減数 -1,199 -60 +441 -418 -255 -169 -14 -1,572 -728
増減率(%) -1.3% 0.3% 3.5% -3.7% -7.2% -7.2% -2.8% -5.5% 5.8%

表4 所在確認総数 (単位:人)
   区分
比較
総数 家出人捜索願
計 男 女 有 無
平成19年 87,931 54,531 33,400 82,387 5,544
平成18年 85,680 54,003
31,677 82,073 6,607
増減数 +2,251
+528 -1,723 -314 -1937
増減率(%) 2.6% 1.0% 5.4% 0.4% 53.7%

統計上から、年間9万人の捜索願が出されていることになります。
もちろんその方々が、ずっと行方不明の状態かと言うとそうではなく、その後戻ってきた方も多くいることでしょう。
但し、家族から捜索願が毎年のように、9万件もの届けが受理されています。

家出は身内らの捜索願が受理されて、初めて総計の中に含まれますので、その暗数(目に見えない実際の数)は、4~5倍と言われています。
例えば、一家全員で「夜逃げ」した場合は、捜索願を出す人がいないので、この数字には含まれないことになります。
中には、「捜索願を出してもどうせ見つからない」と放っておく人も多くいます。
また、都心部よりも地方の場合
警察に捜索願を出したりしたら、近所に評判となり住民に伝わってしまうのではないか?そのように不安を持つ方も多いようです。
戻ってきた際に生活がしにくくなるのでは?そう考えてしまう方も多くいらっしゃいます。
都心とは違って、地方の方でしたらどこでは暗視が伝わってしまうか不安に感じてしまうようです。

詳しく男女別に調べていくと、職業問題は男性が特出していますが、家庭・異性問題は女性が多い事がわかります。
これは探偵社の依頼にも如実にあらわれており「女を作って逃げた」より「男を作って逃げた」の方が2倍は多いです。
これは女性の方が経済・職業的拘束が少ないためであろうと思われます。
失踪者のタイプを分類する場合、どうしても原因が分からなかったら、図表を参考にして仮説を立てることになります。

◎夫または主婦の場合                         
これらのケースでは、失踪者の友人や親族からの情報収集に心掛けるべきです。
特に注意すべきは、失踪者が男、または女の影があったかどうかです。
親友や同僚が有力な情報を持っている事が多く、知っていれば、困った顔をしたり、かばう言動が見られるはずです。
夫婦の一方が失踪した場合、失踪者の銀行口座、クレジットの残高を調べるのは簡単ですから、まずそれに着手します。
主婦が何も持たずに無一文で、しかも実家にもいなかったら、男がいると思って良いでしょう。
夫の場合、カードを使いどこで何を買ったか、クレジット会社に問い合わせます。
主婦の場合、マークするのが両親か友人で、大半は知っているか所在場所を隠しています。
夫の場合、職種は変えずに会社だけを変える事例が多く、親しかった得意先などが調査対象となります。
親族や友人も真剣に捜している場合は、前述のチェックリストを活用すれば調査も容易になるでしょう。

◎債務者の場合、借金をして返済ができなくなり、行方が分からなくなる。俗にいう、夜逃げ                       
 失踪者に一番多いケースであり、“見つからない為の方法”を、よく研究して失踪する人が増えています。
ただし、個人情報保護法が施行された事により、個人情報の入手が困難になってきた昨今の状況を考えると、非常に難易度が高い調査になってきています。
また、100万円借りて逃げる人と1億円借りて逃げている人とでは、逃げる方も当然変わってきます。
「友人にお金を30万貸したが、連絡が取れなくなった」等というケースは、銀行やサラ金から既にお金を借りていて、
返済ができなくなり、友人から逃走資金としてお金を借りて逃げているケースが殆どなのです。

【調査事例①】
 失踪者自宅の郵便物の有無を確認し、失踪者が定期的にポストに溜まった郵便物を取りに来ているのであれば、張り込みを行い、失踪者を捕捉します。
必ずしも失踪者が取りに来るとは限らないので、失踪者以外の人物が取りに来た場合、失踪者と接触するまで尾行し、失踪者の居住先を割出します。
郵便物がまったく無い場合は、郵便局に転送通知を提出している可能性があります。そのような場合は、追跡機能付き郵便を送ってみます。
失踪者が受け取り拒否した場合、どの郵便物が取り扱ったか判るので、おおまかな住所が判明出来ます。

【調査事例②】
 住居の解約等の情報は、その住居を管理している不動産会社か大家さんに聞き込みを行えば、転居先を教えてくれるケースもあります。
ただし、聞き込みをする際にちょっとした工夫が必要です。
なぜなら、不動産会社や大家さんに“お金を貸したが逃げた”と本当の事を告げて聞き込みを行っても、面倒な事に関わりたくないと考え、知っている事を教えてくれません。
例えば、“以前対象者から借りていたお金を返したい”等、対象者にとって得する理由を伝えて聞き込みをすると教えてくれる可能性が高くなるのです。

【調査事例③】
 債権者から住民票を取得してもらい、戸籍のある場所を調べます。そこから対象者の親族の住所地を判明させ、張り込みや近隣住民に聞き込み等を行い、親族の家に逃げていないかを確認するのです。

【調査事例④】
 お金を借りて逃げている人の殆どが、転居届を出さずに逃走しています。
なぜなら、対象者にとっては転居先を他の人に知られることなく、いつでも住民票を身分証明証(免許の書き換え等)として使用できるからです。
このような場合は、管轄の市区町村役場に行き、その住民票地に対象者本人が居住していない旨を報告します。
その後、対象者の住民票は“職権消除”(市区町村役場長の職権で住民票を削除する)となり、対象者本人であっても使用できない状態になります。
対象者は、生活する為にやむを得ず住民票を使用したい場合、新たに転居地にて住民登録する事になり、その際転居地が判明する事があるのです。
ただし、この方法は対象者が住民登録するのが数日後なのか、数年後なのかわからない為、気長に待つしかなく、債権者に定期的に住民票を取得してもらうしかありません。

◎近隣者から情報を得る方法                       
 隣人の事が気になって仕方がないという人が、世の中には沢山います。そういう人は、隣人の秘密や過去の事柄について教えてくれます。
夫婦仲が悪かったとか、どんな人が出入りしていたか等、マンションとはいえチェックしているものです。
各階で一番入居年数が古い人は、たとえ年齢が若くても「フロアの管理人」の意識がありますので、よく人を観察しており、中には引っ越し業者を覚えている人もいます。
隣人が知らないからといってあきらめずに、全世帯を聞き込む事が大切です。
対象者が一軒家に居住していたのであれば、電話を使うのも方法です。住宅地図と電話帳を利用し近隣住民を調べ、電話で聞き込みます。

◎友人、親族から情報を得る方法                     
 対象者の友人や親族は、対象者の所在について何らかの情報を持っていることが多く、対象者に不利益があると判断されると、
所在場所を隠される可能性がありますので、情報を得る為には、策略を駆使した聞き込みを行う必要があります。
○○区国民健康保険課などの公の支払いや督促や、仕事の用件等での聞き込みは見え透いていますから、やめたほうがよいでしょう。

【調査事例⑤】
包装されている箱詰めのお菓子を購入し、対象者の名前と住所が記載されている運送会社の伝票を張ります。
バイク便や運送会社のふりをして、対象者の実家を訪問し、「本人限定受取宅配便なので現在の所在地(転居先)を教えてほしい」と聞いてみてください。
尚、訪問の時間帯は親族が対象者と連絡を取れない時間(昼間など)がいいでしょう。

【調査事例⑥】
 対象者の家族と雑談しながら住所を聞き出す方法があります。友人に聞き込みを行った際、対象者の学歴・経歴を調べて卒業者名簿等を入手し、
旧友になりすまして親族に近づきます。事前になりすます旧友の情報も得る必要があるので、本物に会って情報や名刺を入手しておきます。
小・中学校の時に転校している人物がいれば、もっとなりすましやすいでしょう。
懐かしげに親族の家を訪問し、直接対象者の転居先に電話をかけさせてもらえば一流の探偵と言えるでしょう。
ただし、このような状況の場合対象者本人と話をすることもあり得ますので、卒業者名簿の暗記と、学校に実際に行ってみて担任だった先生を訪ねてみましょう。
既に担任の先生がいなくても、それが話題の一つになります。本当に旧友になりきるつもりで臨むのです。

◎親族から依頼された場合                  
 ある日突然、自分の親族が失踪したら、あなたならどうしますか?殆どの方が慌ててします、何をどうすればよいか判らず、夜も眠れず失踪者の安否を心配するはずです。
親族の行方調査の依頼を受けた場合は、できるだけ依頼者と連絡を頻繁に取り合う必要があります。
なぜなら、依頼者の協力のもとに調査を行えば、対象者の発見につながる可能性が高くなるからです。
まず最初に、依頼者に対象者の自宅を管轄する警察署に捜索願を提出してもらうよう提案します。
依頼者によっては、“大事にしたくないから捜索願は・・・”と言う方がいますが、捜索願を出しておけば、対象者が事件に巻き込まれたり、
警察官に職務質問された場合等に、依頼者の元へ連絡が来る事を伝え、すぐにでも届出を出すよう説得するのです。

 また、先述したように対象者の部屋や所有物をみせてもらうように依頼者宅に訪問してください。
対象者の部屋には、対象者の詳細や失踪理由・失踪先の手掛かりが多数残っているのです。
手紙や年賀状、学校の卒業アルバム・卒業者名簿等で友人知人の個人情報を入手でき、聞き込みも行う事が可能になります。
部屋に洗濯していない服があるときは必ず全てのポケットの中を見てください。
レシートが入っていたのであれば、何処のお店のレシートなのか確認すれば、最近の対象者の行動が読み取れます。
また、カバンなどが置いてあったら、中身を全て出して見てください。カバンの底から小さい紙切れや名刺が出てきて、それが手がかりになる事だってあるのです。
特に最近はインターネットの普及から、PCを部屋に置いたまま失踪する人が増えております。
対象者が使用していたPCには多くの手がかりが残っており、失踪前にどういったサイトを見ていたのかも履歴で判明できますし、
誰とメールのやりとりをしていたのかも判ります。
最近は日記をつける習慣が激減していますが、逆にブログやmixiなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の利用者が増え、
対象者の最近の行動や失踪の手がかりが残っていたりする事が多々あります。親族からの行方調査の依頼は、依頼者と信頼関係を築き、
依頼者と一緒に失踪者の調査を行っていく事が重要であり、発見する近道なのです。

◎対象者が未成年の場合                         
 対象者が未成年の場合、依頼者の殆どが父親か母親です。
最近の傾向として、携帯電話の普及から未成年者でも携帯電話を所有しているケースが増え、失踪した未成年者も携帯電話を所有しているケースが殆どです。
そして、その携帯電話の契約者は必ず父親か母親の名義になっています。
契約者になっている方が失踪している未成年者の携帯電話の発信通話明細や通話料を電話会社に問い合わせるのです。
電話会社も本人からの問い合わせですから、簡単に答えてくれます。失踪直前と失踪後の発信通話明細を精査し、失踪先やよく連絡取っている知人・友人等を突き止めるのです。

◎親族から依頼で失踪者が成年者の場合                  
 親族からの依頼で対象者が成年者の場合、依頼者に身分証を持参して頂き、対象者の取引銀行に行ってもらい入出金の確認をしてもらいます。
銀行側も親族から事情を説明すると、教えてくれるケースが多々あります。その際、いつどこのATMで、いくら引き落としているかを聞いてもらうのです。
失踪当時は色々な箇所で引き落としが確認されると思いますが、失踪から2週間以上経過すると、決まった箇所のATMで引き落としが行います。
その周辺が対象者の生活拠点になっているのです。引き出し金額が毎回同じで周期も決まってくれば、そのATMに張り込んで対象者を捕捉するのです。

◎思い出の人探し・恩師を探す場合                    
 失踪の場合と違って、思い出の人探し・恩師を探す場合、依頼者の立場からすると対象者は「行方不明者」ですが、その対象者は自分が第三者から探されているとは思ってもいませんので、多数の手掛かりを残しているケースがあり、発見される可能性が極めて高いのです。ただし、対象者の移住先が判明した場合、個人情報保護法に法り、依頼者に報告する前に、対象者に「あなたを探している人がいます。あなたの住所を教えてもよろしいでしょうか?」と伝えなければなりません。
当然、依頼者には事前にその旨を伝えなければなりません。

思い出の人探しや恩師を探す調査方法には以下の方法があります。

・過去の住宅地図を見てみる。
対象者が以前居住していた場所からいつ頃転居したのかを知る為に、過去の住宅地図を見る必要があります。
そこで、転居する前の住宅地図と現在の住宅地図を照らし合わせ、当時の対象者移住先周辺の家で、現在も存在する家に聞き込みを行います。
対象者に関しての情報を持っている可能性が高いのです。
国会議事堂近くにある国立国会図書館には日本で出版された書籍が全て保管されておりますので、過去の住宅地図も確認できます。
また、以前対象者が居住していた地域の図書館にも過去の住宅地図が保管されている場合がありますので、確認した方が良いでしょう。

・過去の電話帳を確認してみる。
個人情報保護法が施行されてから、また、携帯電話の普及から、電話帳に電話番号を掲載する人が激減しておりますが、同法施行前は自宅の電話番号を掲載する事が普通でした。
過去の電話帳を、前述した国立国会図書館にて入手し、対象者宅の電話番号を調べ、電話してみるとよいでしょう。
以前の居住先の近隣に転居している事もありますので、その場合は電話番号を変更しない事が多く、発見されるケースもあります。

・不動産登記簿謄本を取得してみる。
対象者が以前居住していた家の不動産登記簿謄本を取得してみます。現在の所有権は誰になっているのか確認するのです。
もし、所有権が移転している場合は、現在の所有者に聞き込みを行い、対象者の転居先を教えてもらいましょう。
また、所有権者が変わっていない場合などは、転居先が記載されているケースもありますし、共同担保目録から、居住先が判明する事もあるのです。

・卒業者名簿を取得する。
対象者が在籍していた学校の卒業者名簿・同窓会名簿を入手し、対象者と同じクラスに在籍していた方に聞き込みを行います。
中学校よりも高校、高校よりも大学のほうが現在でも対象者と連絡を取り合っている可能性が高いのです。

卒業者・同窓会名簿は、名簿を専門に取り扱っている図書館が存在するので、そこから入手します。
ただし、日本の学校の全てを網羅しているわけではありませんので、場合によっては対象者が在籍していた卒業者・同窓会名簿を持っている人を探す事から始める事もあります。
◎インターネットのコミュニティサイトで知り合った人の場合
 インターネットの普及から、コミュニティサイトやオンラインゲーム等の利用者が増えたことにより、対象者の情報や身元をまったく知らない人や、
今までに会った事も無い人を探して欲しいという相談が増えています。
このような調査の場合、対象者の情報が殆ど無いことが多く、もし情報があったとしても、その情報の信憑性はかなり低いため、発見するのは非常に困難と思われます。
調査方法としては、対象者と知り合ったサイトが一番確実な情報なのだから、そのサイトの会員になり、別人を装い対象者とコンタクトを取ります。
メールなどで頻繁に会話し、対象者と仲良くなって、接触できれば、後は尾行して対象者の詳細を割り出せばいいのです。

◎行方調査の技術習得はあせらずゆっくりと           
 警察の聞き込み調査には、有名な「ローラー作戦」というものがあります。
捜査員達が連日街に出て、地域を「線」ではなく「面」に見立てて、文字どおり「つぶしていく」捜査法です。
行方調査に関して探偵にはそんな捜査方法は不要です。現実に、警察のような作戦展開は物理的に無理があります。
「○○町○○町目にいる」「○○市のスナックで働いている」などの、狭い範囲内での有力情報があれば別ですが。

策略話術を自由に操り、かつ、事態の核心を突ける人脈を創造していく事こそが、探偵術で伝統であり、探偵としての存在価値です。
それに加えて深い知識や用意周到な準備が必要だという事も、理解できたことでしょう。

 しかし、「ローマは一日にして成らず」です。話術も人脈もそして知識も探偵が追い求める永遠のテーマですから、
その会得には「ここまでで良い」と言う妥協もなく、終わりもありません。誰でも最初は地道な聞き込みしかできないのです。
結果を出して、初めて「ここでこうすればもっと早く見つかったのに」と近道が見つかるのが行方調査です。

◎対象者を探す3つの柱                     

 対象者が失踪者であっても、所在が判らないケースであっても、対象者を探す3つの基本的な捜査の柱があります。
失踪者であれば、失踪してからの時間の経過で捜査対象の環境項目も変わりますが、以下に掲げる3つの柱の考え方を常に意識して捜査活動を決めます。

【1つ目の柱/お金】
 対象者が生きている限り、お金を使っています。失踪当初は、準備金(多くは銀行への預金残高やクレジット、もしくは手持ち資金)から使います。
その後は、失踪先での生活が回る状況になります。失踪先での生活が回るとは、アルバイトや仕事で収入を得ている事になります。
失踪者が依頼者の子供の場合、親は失踪者の口座に1度に多額の振り込みをしてしまいますが、これは間違っています。
1回の振り込み金額は、5千円~1万円が妥当な金額です。なぜならば、我々探偵社にとってのチャンスが多くなるからです。

【2つ目の柱/宿泊場所】
 対象者は毎日必ず何処かで寝ています。これも失踪当初の多くは、ネットカフェ・ビジネスホテル・ラブホテル・車中泊・友人宅などです。
失踪者の年齢や性格によって、ネットカフェかビジネスホテルかは異なるでしょうが、初動捜査で宿泊場所のエリアを正しく決める事により、格段に判明率が向上します。

【3つ目の柱/人】
 対象者が無人の島で生活していない限り、必ず人と接触を持ちます。対象者の生活パターンが落ち着けば落ち着くほど、接触する人も限定されてきます。
例えば、コンビニで買い物をするにしても、限られたコンビニで買い物をしますよね。(ここでは手配書などを利用)
また、失踪者の30%の割合で、失踪理由を知っている友人やまたは協力者がいます。捜査活動の後半戦では、
その友人を使い「おい、探偵が調査をしているぞ、そろそろ出てこいよ!」と炙り出す方法も有効ですが、この方法は対象者を逆に追い詰める事にもなりかねませんので、注意が必要です。

【捜査の順序(例)夫の失踪】

1.ご相談者様との面談。(相談を受ける)
       ↓
2.対象者が残した情報、ご依頼者様の情報を分析する。
       ↓
3.受件し、依頼者と協議。依頼者に協力要請(名簿、戸籍等、委任状)
       ↓
4.準備期間を設定し、情報整理と戦略決定。
       ↓
5.調査開始。優先順位を決め、速やかに調査を進める。

人を探す調査は探偵の調査力がもっと出る調査の一つでしょう。
・情報収集力
・様々な業界とのつながり
・人脈
・粘り強い聞き込み
・情報の分析
など、様々な要因がものを言います。
これまで多くの人を探す調査を解決してきた、総合探偵社ガルエージェンシーにまずはご相談ください。
きっとあなたのお力になるはずです。

◆現在の社会では様々なトラブルが身の回りに起こっています。
「まさか、私に!?」と言うことも。まずは、お気軽にご相談ください。
これまで様々な、悩みやトラブルを解決してきた探偵社ガルエージェンシーが、あなたのお力になります。

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